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建築材料として使われる木材の種類と特徴

更新日2023.06.17

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注文住宅で一戸建てを建てるなら木造住宅が人気です。

木造の注文住宅は家作りの自由度と予算のバランスが良いことに加えて、木材特有の自然のぬくもりを味わえるという点も大きな魅力です。

家を建てる際の木材は種類が多いため、それぞれの特徴をしっかり把握しておくことが必要です。

ここでは建築材料として使われる木材の種類と特徴を紹介しております。

Contents

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▼ 建材(けんざい)の種類

建材とは

建築物を建てる際に使われる材料のこと

建材(けんざい)の種類

建材は建築材料のことであり、住宅やマンションなどを建てるときに使われる様々な資材や材料のことを指します。建材には木材やコンクリート鉄骨など数多くの種類があり、それらを組み合わせて住宅やマンションなどを建てていきます。

建材は仕上げ材下地材という2種類に分けられます。

仕上げ材(しあげざい)

仕上げ材(しあげざい)

仕上げ材は外装や内装など直接目につく部分の材料のことです。

屋根の表面で使われる材料には、スレート材ガルバリウム鋼板(こうはん)などがあります。

外壁の表面で使われる材料には、モルタルサイディングなどがあります。

内装で使われる材料には、壁紙漆喰(しっくい)などの塗り材、タイルなどの壁材、フローリングなどの床材があります。

下地材(したじざい)

下地材は住宅の見えない部分に施工される材料のことです。

下地材(したじざい)

主に使われている床の下地材は、床のゆがみを軽減させるため構造用合板(こうぞうようごうはん)が使われます。

壁や天井には、火に強く断熱性能に優れている石膏ボード(プラスターボード)を使うことが多いようです。

一般的な下地材としては、普通合板(ベニヤ板)が使われますが、水を扱う洗面・脱衣室などには、耐水合板耐水ボードを使います。

注目の建材CLTとLVL

【CLT(クロス・ラミネイテッド・ティンバー)】

CLTは木の板を何層にも積み重ねて接着した厚型パネルのことです。

主に床や壁、屋根のような大面積部分に利用されます。

CLTは耐火性や耐震性に優れており、断熱性もコンクリートに比べて約10倍の優れた断熱性能があります。

【LVL(ラミネイテッド・ベニア・ランバー)】

LVLは丸太を桂むきのように薄くスライスした単板を積層接着した材料のことです。
主に建具等の芯材や造作材に使用されます。

LVLは日本でも広く普及しており、主に柱や梁(はり)に使われております。

LVLは用途に合わせて厚さや長さを自由に作ることができる自在性が特徴です。

他には防虫や防腐、耐火性の強化などの処理も十分に行うことができます。

▼ 無垢材(むくざい)と集成材(しゅうせいざい)

建築材料として使われる木材は、無垢材と集成材の2つに分けることができます。

無垢材(むくざい)

無垢材とは、接着剤を使わず伐採した1本の木を建材として利用する木材のことです。

無垢材のメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット

  • コーティングが施されていなければ調湿機能がある
  • 傷がついた場合に補修がしやすい
  • 接着剤などの化学物質を含まないためシックハウスになりにくい
  • 木材の見た目や匂いといった自然を感じることができる

デメリット

  • 木が伸び縮みするため反ったり曲がったりする場合がある
  • 柔かいため傷がつきやすい
  • 入手が困難
集成材(しゅうせいざい)

集成材とは、断面寸法の小さい木材を接着剤で合成した部材のことです。

集成材のメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット

  • 乾燥された部材のため湿気による割れや反りなどが起きにくい
  • 大きなサイズでも自由に作れる
  • 高級感のある木を見た目に使用した集成材を手ごろな価格で入手できる

デメリット

  • 接着剤がシックハウスの原因となる場合がある
  • 建材としての実績データが少なく長期的な耐久性などは未知数なところがある
▼ 液体ガラスで表面処理した建材がこれからスタンダードになる!?

液体ガラスとは

各種基材にコロイドガラスを含浸させる技術のこと

液体ガラスで表面処理した建材がこれからスタンダードになる!?

液体ガラスは完全無機の材料で、最も難しいとされた木材を改質することができると言われております。

液体ガラスで含浸させた木材は、欠点である腐食や白蟻などの外敵に食われず、退色しないという常識を変えることで注目されております。

また鉄筋コンクリート造物件の法定耐用年数は47年ですが、液体ガラスはそれに代わる長期耐久性を発揮する材料と言われております。

液体ガラスの特徴

「汚れない」「変色しない」「腐らない」「燃えない」「傷まない」

液体ガラスは、2013年に大幅改修が行われた横浜の「大さん橋ふ頭」のウッドデッキに使用されており、木材の質感を保ちつつ寿命を延ばせると注目されております。

▼ 木材の種類と特徴一覧

建築材料は建築物の構造に使われるものや、屋根・床など施工場所ごとに用途が違います。

下記の表は柱や壁などに使われる代表的な素材です。

素材 種類 特徴
木材 赤松(あかまつ) 堅く加工性もあるが油分を含むため火気に注意
ウォールナット 耐久性に優れ見た目も美しく加工しやすい
エゾマツ 木目が美しい
樫(かし) 強度は高いが加工が難しい
カラマツ ヤニが多く乾燥でねじれが生じる
クリ 堅く弾力があるが加工時に割れやすい
ケヤキ 堅く弾力があり湿気にも強い
サクラ 木目がきめ細かく光沢がある
サワラ 軽くて柔軟性があるが板目は割れやすい
スギ 軽くて扱いやすい
ツガ 針葉樹のなかでは堅いが割れやすい
ヒノキ 水に強く光沢がある
桧葉(ひば) 水や湿気に強い
ファルカタ やわらかく裂けにくく加工しやすい
ブナ 堅く粘りがあり曲げやすいが劣化しやすい
米桧(べいひ) 耐久性、保存性が高い
米松(べいまつ) 耐久性があり加工しやすい
マキ 水に強く粘り強く防菌、防虫効果に優れている
樅(もみ) 軽くてやわらかく加工しやすい
▼ まとめ
まとめ

日本の一戸建て住宅は木造建築が主流です。環境負荷や省エネを優先に家づくりが行われる時代のため、今後も木造住宅のニーズは高まると思われます。

建築材料である木材は、種類も多く施工する箇所により適しているかが異なります。

注文住宅で一戸建てを建てる場合は、信頼できるハウスメーカー工務店に見積りを依頼し、どの木材が最適なのかを相談しながら家づくりを進めていくようにしましょう。

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