一級建築士/二級建築士について

更新日2022.06.01

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一級建築士と二級建築士の違い
一級建築士とは

国土交通大臣の免許を受け、設計や工事監理等の業務を行います。

▼一級建築士の判断基準
  • 公共建築物が延べ面積500㎡以上のもの
  • 木造建築物または建築の部分で高さが13mまたは軒の高さが9mを超えるもの
  • 一般建築物の延べ面積が300㎡、高さが13m、または軒の高さが9m以上のもの
  • 延べ面積が1000㎡を超え、且つ階数が2階以上のもの
  • 二級建築士とは

    都道府県知事の免許を受けて、設計や工事監理等の業務を行います。

    ▼二級建築士の判断基準
  • 公共建築物が延べ面積500㎡未満のもの
  • 木造建築物または建築の部分で高さが13mまたは軒の高さが9mを超えないもの
  • 一般建築物の延べ面積が30㎡から300㎡、高さが13mまたは軒の高さが9m以内のもの
  • 木造の住宅や、小規模な鉄筋コンクリート造などの建物(延べ面積300㎡以内のもの)
  • 上記それぞれの設計及び工事監理が可能です。

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    ▼それぞれのメリット
    溝の口景色

    一級建築士
    二級建築士とは違い、大きな建造物を手掛けることができます。
    壮大なプロジェクトなどに参加したい場合や、公共建築物やビルの建築などに携わりたい場合に適しています。

    二級建築士
    一級建築士と比べ、建物の規模は小さくなりますが資格を取得するまでの実務経験年数は少なくて済みますし、試験等の難易度も比べてしまえば簡単です。
    また住宅設計が主な仕事となるため、住宅専門の知識も身に付くでしょう。

    ▼建築士の種類

    木造建築士
    建築士の種類には一級建築士と二級建築士のほかにもうひとつ、木造建築士というものがあります。
    木造建築士とは、都道府県知事の免許を受けて、木造の建築物に関しての設計や工事監理等の業務を行います。他の建築士と比べ、木造建築士は木造建築物のみが対象で延べ面積が300㎡以内、かつ2階以下のものであれば設計・工事監理ができます。

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