 
買い換え特約とは、家などを買い換える時、「手持ち物件が売却できない場合には、不動産の購入契約を白紙に戻し、売り主がすでに受け取った手付金等のお金を返してもらえる」という条項をあらかじめ契約に入れておくことです。
【買換え特約の注意点】
    故意に買換えを不成立にさせる『買換え特約の乱用』を防ぐため、次の事項を定める必要があると考えられます。
    ・売却予定の物件の表示
    ・売却予定物件の売買予定価格(最低価格)
    ・媒介業者
    ・白紙解約を申し出る方法・期限
    等です。
【買換え特約の例】
     第○条 平成○年○月○日までに買主が所有する下記表示の不動産が売却できなかった場合は、平成○年○月○日迄に売主へ本契約の解約を通知することにより、買主は本契約を白紙解約できるものとします。その場合、売主は受領済みの金員を、遅滞無く無利息にて返還するものとします。
    (※下記に買換え物件の表示として、所在・地番・部屋番号等の詳細を記載)